エスパルス日和 道祖神の弟子blog

橙魂を持った旅人が、思いを吐露したり、アイスタのみならず、小旅行の喜びと威力偵察の目的を兼ねて他チームのスタジアムにさえ観戦しに行くような、あるいはサッカーとは無縁な日々について、天衣無縫に綴ります。

得られるもの 失うもの

さて、明日は待ちに待った静岡ダービーですが、そのことはまぁそうとして、今シーズンは今までサポーターとしてエスパルスを応援してきた人生の中で、最も【なぜ弱い(勝てない)かわからない】です。

掲示板の住民や、澤登さんなど解説者がいろいろ分析してくれていますが、どの意見も私にはしっくりきません。正直言って、シーズンが始まる前は、たとえドウグラス選手がいなくても《強すぎるのではないか》そう思っていました。やはり《ウイイレ的・サカつく的な素人目線》だったのでしょうか。

J1最高の攻撃的サイドバックが左右に揃い、運動量豊富で仕掛けていけるウイングとして中村選手、待望の削り屋系MFヘナト選手に、屈強で速さもあるセンターバックのヴァンデルソン選手も補強し、北川選手やテセ選手の頼もしさは言うまでも無いのですから、負ける要素なんて無いと思っていました。でも、これだけ勝てないと疑心暗鬼になるのですから、人間とは弱いものです。

白崎選手のオフザボールの動きが必要だったのではないか?

フレイレ選手を残した方がよかったのではないか?

デューク選手の運動量こそ失ってはいけない宝だったのではないか?

選手たちには闘争心が欠けているのではないか?

ヨンソン監督の戦術は、今の選手たちでは体現できないのではないか?

そもそもヨンソン監督の戦術で強くなれるのだろうか?

立田選手のセンターバック適正はどうなのか?

などなど、結果が出ない現状に、人は自信を失います。サポーターなのに、選手を信じることが一番の仕事なのに、勝手に自信を失ってしまうのが情けない。

明日のダービーは、磐田に勝つことが目標であってはならない。

勝利で得られるものは、もっと大きなものだと思います。

そしてそれは、もし敗戦したら二度と得られない可能性もあります。

そう。

《選手としての自信》《チームとしての自信》《監督としての自信》《サポーターとしての自信》全ての自信を回復させて、もう一度、昨シーズン後半に備えた【強者のメンタリティ】を取り戻す最高のチャンスなのです。

もし負けようものなら、いやたとえ引き分けでも、多くのサポーターは、黙って信じ続けていく自信は無いでしょうね。特効薬的な解決策など無いと知りながらも、不満の声が天を衝くことになるでしょう。

得られるものの価値

失うかもしれないものの価値

どっちも半端ない試合になるはず。

では同志のみなさん、

勝ちロコに備えて今晩はよく眠り、

明日エコパで会いましょう!

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