主食と副菜のバランス
アイスタに行く目的はエスパルスの応援ですが、清水に行く旅は、それだけが楽しみというわけではありません。
あえて遠くに車を停めて、長歩きして少し後悔したり、一眼レフカメラを持参して 気の向くまま撮ったり、清水港の海風を浴びに行ったり、リアカー販売をして生計を立てている後輩がその時いるところに顔を出したりと、楽しみはいろいろです。
早く着いてストレス無く駐車場を確保し、開門までの有り余る時間を自由に過ごす。私にとってはそれが一番よくあるパターンです。
JA駐車場に車を停めて車の中で寝ていたり、連れの方とおしゃべりして時間を潰す人も多いようですが、私は何しろ風マニアなので、無風の場所や、排気ガスを吸い込む可能性のある場所で過ごすのが好きではありません。
今日は、以前読みたくて買ったのに何も読まないでいた本を読むぞと決めていました。
いやしかし、今日の天気は絶妙です。陽のあたる場所で浴びる風はまさに《心地良い風》ですし、日陰に吹く風は《程よい肌寒さが気持ち良い風》です。
私はもうしばらく《程よい肌寒さが気持ち良い風》を堪能することにします。
一人旅の本を読みながら。
We are…
レッズ戦も行きます。
その日のすぐ後で長旅にでかける予定があるので、レッズ戦に参戦するかどうか迷っていた時期もありました。
でも、エスパルスの試合を見ること以上に幸せな時間って無いですよね。そのことを一瞬でも忘れかけてしまったことを悔いていましたが、チケットがとれてよかったです。
旅の準備を万端にして、睡眠時間も削って応援に行く可能性が高いので、願わくば、願わくば…見事なゴールショーを見せてほしい。何も無失点完封でとか虫のいいことは言いません。今のエスパルスの状況からして、無得点に抑えるのは難しいでしょう。
コーナーキックのこぼれ球を橋岡に押し込まれたり、柏木にスーパーフリーキックをぶち込まれても構いません。そんなハラハラする展開でも3-2あたりで勝って欲しい。
後半残り7分
滝くんのカットインを槙野選手あたりが潰しにきてPKを獲得
蹴るのは滝くんか?
いや、ドウグラスに譲った!
清水のライオンの復活をみんな願っているからだ。
キーパーが反応した方向にグサリと突き刺さる勝ち越しゴール!
そんな感動的な逆転ショーを見たい。
もし私が監督なら…
初勝利を現地で見られて嬉しかったですが、もう他の同士達も私も次を見据えています。
もし私が監督なら、石毛選手の離脱も踏まえてこんなスタメンを考えます。個人的には一番ワクワクします。まぁでも今までの采配を見るにつけ、実現はしないでしょうけれど。
FW テセ 北川
MF (L)金子-ヘナ-河井-エウ(R)
DF (L)松原-ヴァン-ソコ-立田(R)
GK 六反
★後半投入★
飯田↔立田
竹内↔河井
滝↔テセor金子or北川
いやぁそれにしても、前節の勝利は嬉しかったですねぇ。ドグのプレイ強度が、思いのほか上がってこないことだけが心配の種です。
得られるもの 失うもの
さて、明日は待ちに待った静岡ダービーですが、そのことはまぁそうとして、今シーズンは今までサポーターとしてエスパルスを応援してきた人生の中で、最も【なぜ弱い(勝てない)かわからない】です。
掲示板の住民や、澤登さんなど解説者がいろいろ分析してくれていますが、どの意見も私にはしっくりきません。正直言って、シーズンが始まる前は、たとえドウグラス選手がいなくても《強すぎるのではないか》そう思っていました。やはり《ウイイレ的・サカつく的な素人目線》だったのでしょうか。
J1最高の攻撃的サイドバックが左右に揃い、運動量豊富で仕掛けていけるウイングとして中村選手、待望の削り屋系MFヘナト選手に、屈強で速さもあるセンターバックのヴァンデルソン選手も補強し、北川選手やテセ選手の頼もしさは言うまでも無いのですから、負ける要素なんて無いと思っていました。でも、これだけ勝てないと疑心暗鬼になるのですから、人間とは弱いものです。
白崎選手のオフザボールの動きが必要だったのではないか?
フレイレ選手を残した方がよかったのではないか?
デューク選手の運動量こそ失ってはいけない宝だったのではないか?
選手たちには闘争心が欠けているのではないか?
ヨンソン監督の戦術は、今の選手たちでは体現できないのではないか?
そもそもヨンソン監督の戦術で強くなれるのだろうか?
立田選手のセンターバック適正はどうなのか?
などなど、結果が出ない現状に、人は自信を失います。サポーターなのに、選手を信じることが一番の仕事なのに、勝手に自信を失ってしまうのが情けない。
明日のダービーは、磐田に勝つことが目標であってはならない。
勝利で得られるものは、もっと大きなものだと思います。
そしてそれは、もし敗戦したら二度と得られない可能性もあります。
そう。
《選手としての自信》《チームとしての自信》《監督としての自信》《サポーターとしての自信》全ての自信を回復させて、もう一度、昨シーズン後半に備えた【強者のメンタリティ】を取り戻す最高のチャンスなのです。
もし負けようものなら、いやたとえ引き分けでも、多くのサポーターは、黙って信じ続けていく自信は無いでしょうね。特効薬的な解決策など無いと知りながらも、不満の声が天を衝くことになるでしょう。
得られるものの価値
失うかもしれないものの価値
どっちも半端ない試合になるはず。
では同志のみなさん、
勝ちロコに備えて今晩はよく眠り、
明日エコパで会いましょう!